梅雨の時期に入りましたね!
皆さんこんにちは!
アパデポの伊藤です。
最近は梅雨に入り、雨も多くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
この時期に多いお問い合わせはやはり防水工事ですね。
先日、屋上防水の工事をさせて頂きまして梅雨入り前に完工しましたので、その工事内容について簡単にご紹介させて頂きます。
下のお写真は施工前の写真になります。
アスファルト防水になるので、防水層は見当たりません。
パラペットにクラックやクラックの補修跡がたくさんあり、過去に雨漏りもしていたとのことです。
今回はシート防水の施工となります。
防水シートと下地の間に絶縁シートを敷きます。
絶縁シートの役割はゴツゴツした下地によって新しいシートを傷つけない役割を持っています。
シートとシートをテープでつなぎ、ディスクを取り付けていきます。
このディスクは後程、上に被せる防水シートとこのディスクを熱で溶着させるために取り付けています。
そして、防水シートを貼っていきます。
この機械を使ってディスクと防水シートを溶着させます。
クラックが多かったパラペット部分も覆いかぶさるようにシートを貼っていきます。
そうすることでより一層雨漏りを防ぐことができます。
空気が入らないよう丁寧に貼り付けます。
アンテナ架台や避難ハッチ架台などはシートではなくウレタン防水にて施工していきます。
雨水が流れるドレンもキレイになり詰まることもありません。
脱気筒を取り付けます。これは屋上の防水層と下地(コンクリートなど)の間に、雨や室内の湿気などで発生する水蒸気を外へ排気するための筒のことを指します。
こちらで完成となります。
いかがでしたでしょうか?
建物を維持していくためにはいかに建物に雨水を侵入させないかにかかっています。
こまめに修繕をすることで建物の寿命も延びて、長く稼いでくれる物件となります。
梅雨を抜ければ、次は台風が来てしまいます。
今からでも遅くはありませんので、事前に雨漏り対策をしていきましょう!